こんなにお日様が照っていたら、紫陽花もまいってしまいますね。
今年も美しく花を咲かせてはいますが、10年後、20年後はどうでしょうか。
かつて人里で見かけた蛍のように、季節の花々もやがて姿を消してしまうのかもしれません。

「自然淘汰」と言うと大げさかもしれませんが、生態系は常に変化し、環境に合わせて構築され直しています。
だとしたら、「環境保全」はその流れに逆らう行為なのでしょうか？

私たち人間の営みが自然を壊す一方で、破壊によって繁栄する生命もいます。
それが人間にとって都合がいいか悪いかに関わらず──

環境保護はもちろん大切です。
けれどそれは、「人間が住みよい地球」を守るための行動であり、どこかに人間中心のエゴが潜んでいるようにも思えるのです。

温暖化を必死に止めようとする声もよく耳にしますが、もし人間が淘汰されても、地球は回り続け、別の命たちが跋扈することでしょう。
「地球のために」と語るとき、そこに人間の代弁者としての傲慢さが混ざっていないか──
ふと、そんな違和感を覚えることがあります。

 

暑すぎて、変なことを書いてしまいました。お気になさらず！あなた様のご意見も聞かせてくれたら、女の子たちが喜びます。それでは。